通販業務をサポートする受注管理ソフト【ドットコム通販】
同一注文主からの複数注文を一つの注文にまとめる処理機能です。
目次
同梱処理とは
「同梱」とは、「同一梱包」のことです。
ドットコム通販では、同一注文主からの複数注文を一つの注文にまとめる機能を持っています。以下のグレードのみの機能です。
- ドットコム通販LAN
- ドットコム通販PRO
- ドットコム通販Standard
同梱処理は、「注文一覧」画面の「処理対象」にチェックを付けたデータを一つの注文にまとめた内容を新たな注文として自動生成します。まとめられた注文データは、キャンセルとして扱います(進捗状況のキャンセルに印が付く)。
同梱処理をすると注文データは、2種類のデータに分けられます。
注文データがこれらのどのデータかを画面に表示して区別しています。
- 同梱元データ
- 同梱先データ
「注文一覧」画面には、以下の様に表示されます。
※赤枠で囲った部分が同梱データです。2つの注文データを1つにまとめたものです。
欄外に P と表示されているのが同梱先データです。
キャンセル欄に 同 の文字が表示されているのが同梱元データです。
これらの文字は、「環境設定」-「印の設定」画面で設定出来ます。
同梱元データ
同梱元データとは、同梱する元の注文データのことです。
「注文詳細」画面には、以下の様に表示されます。
※追加・変更内容は、登録出来ません。追加・変更する場合は、「同梱解除」を行ってからします。
同梱先データ
同梱先データとは、同梱元データを1つの注文にまとめたもので新たな注文データとして生成されます。
「注文詳細」画面には、以下の様に表示されます。
※追加・変更は、この画面で行います。
制限
以下の注文は、同梱出来ません。
- 異なる注文主の注文を指定
- キャンセルされている注文を指定
- 全返品の注文を指定
- 商品発送済みの注文を指定
- 完了にした注文を指定
- 既に同梱されている注文を指定
- 「フィルタの定義」画面の「内税時、注文メールの商品単価は、税抜きである」項目にチェックを付けてあるフィルタで取り込んだ注文を指定
同梱データの戻し
同梱処理により生成した新たな注文データを何らかの理由で元の注文データに戻さなければならないことがあります。
この戻し処理は、機能としてあります。
詳しくは、「処理メニュー」画面の「同梱を戻す」ボタンを参照して下さい。
画面項目の説明
「注文一覧」画面の「同梱処理」ボタンをクリックするとこの画面が表示されます。
注文主情報
同梱する注文主の情報が画面に表示されます。
件数は、同梱元の件数です。いくつの注文データを同梱するかの数です。
一覧画面
同梱する注文データが表示されます。
生成元
新たな注文データ(同梱先)を生成する時の元となる注文データにチェックを付けます。
注文商品情報以外の項目は、チェックを付けた注文データの情報が使用されて「同梱先」の注文データが生成されます。
お届け先ありの印
注文データにお届け先情報があるデータに印を付けます。
同梱して良いかどうかの注意喚起に利用します。
この印は、「環境設定」-「印の設定」画面で登録します。
注文日
注文データの注文日が表示されます。
注文番号
注文データの注文番号が表示されます。
支払方法
注文データの支払方法が表示されます。
異なる支払方法の場合に注意します。
注文商品数
その注文の商品数が表示されます。
請求金額
その注文の請求金額が表示されます。
「詳細」ボタン
このボタンをクリックすると「注文詳細」画面が表示されます。
注文内容の確認などに使用します。
同梱処理の操作
「注文一覧」画面の「同梱処理」ボタンをクリックするとこの画面が表示されます。
どの注文を生成元にするかを決めます
複数の注文からどの注文を元に生成するかを決めます。
注文商品情報以外の項目は、チェックを付けた注文データの情報が使用されて「同梱先」の注文データが生成されます。
同梱処理の実行
生成元の注文データを決めたら「実行」ボタンをクリックします。
確認メッセージが表示されますので「はい(Y)」ボタンをクリックして続行します。
生成元を指定せずに「実行」ボタンをクリックするとメッセージが表示されます。
「OK」ボタンをクリックして閉じます。
同梱処理が成功すると「同梱処理」画面が自動的に閉じて新たに生成された注文データの「注文詳細」画面が表示されます。
画面に「同梱データ」と表示されていますので確認出来ます。
この注文データが新たに生成された注文データ(同梱先データ)です。
この新たな注文データの商品情報は、以下の2つの注文データをまとめたものです。
同梱元となった注文データは、「注文詳細」画面に次の様に表示されデータの追加・変更は、出来なくなっています。
「注文一覧」画面は、次の様に表示されます。
操作終了
同梱処理を実行せずに終了する場合は、「閉じる」ボタンをクリックして画面を閉じます。